中華イヤホンといえばAmazonで乱立しすぎていてどれを買えばいいかと思いますが、Ankerは中国企業の中でもモバイルバッテリーやその他家電などでかなり評判もよく、個人的にもよくAnkerブランドの製品はよく買います。SoundcoreはAnkerのオーディオデバイスブランドですが、その中でも最安値の「Anker Soundcore Sport Air」を買ってみました。
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開封してみた
2000円台なのにパッケージは結構しっかりしてます。説明書も世界共通の物ですがついてきます。
つけ心地は良い
さて以前SoundBeatsのこの手の激安ワイヤー式のイヤホンを買ったことがありますが、とがっている部分が痛くて使うのをやめてしまいました。
Anker Soundcore Sport Airはかなり柔らかく、つけていても痛くなることはありませんでした。
ただやはりケーブルレスではないので、左右独立タイプに比べて取り回しはやや面倒です。
マグネットもついてるので首にかけているときに耳から外しても落下の心配が減ります。ただしマグネットの力はそれほど強くないので割とすぐに外れるのと手探りだとくっつけづらいかも。
低音がカナリ強め
はっきり言うと悪くはないけど値段なりです。というか低音強めでドンがかなり目立って、もともとドンシャリ感のある音楽だと音量次第ではやりすぎに感じます。イコライザで調整してもドンドンします。なので細かい音はややかき消されます。その点は注意ですが聴いててものすごく不快かといわれると個人的にはそうでもありません。
もともとスポーツ用のようなので動きながらノレるように作ってるのでしょう。繊細さは全然ないのでその辺はご了承ください、といったところでしょうか。ダイソーとかのスカスカのイヤホンよりは良いです。
IPX7の防水
防水等級についてはIPX7(30分間、水深1mに水没しても浸水しないレベル)ということで、ジムでの汗どころかそのままシャワーを浴びてみましたが今のところは大丈夫です。お風呂に入るときに動画や音楽を聴くときにいいかもしれませんね。
ただUSBのフタを空けっぱなしやドライバ部分などは水が浸入すると思うのでそのあたりは注意は必要かもしれません。濡れてしまったらちゃんと乾かしてから使いましょう。
操作は普通、ボタンの感触はいまいちだけど接続性は良い
ボタンは真ん中の大きいボタンと+-ボタンとごく普通。押し心地は決して良くはありません。
真ん中のボタン3秒長押しでオフ、1秒押すことでオン、オフの状態で4秒長押しするとペアリング(赤いランプ点滅)に入ります。接続は簡単で一度接続してしまえば特に途切れるなどはなかったです。隣の部屋や下の階でもほぼ大丈夫。特別接続性は不自由ありません。
音量の上げ下げと曲送りが+-ボタン。ただ曲送りが1秒長押しですが感覚がつかみづらい。
バッテリーの持ちも良い
ワイヤレスイヤホンで気になるのはバッテリーの持ちですが、一度の満充電で最大10時間も再生するとのことです。10分で1時間再生するということで非常時も安心。
ただ充電はMicroUSBケーブルです。いまどきUSB Type-Cではないのが残念。付属のポーチに「Sport Air」とMicroUSBケーブルを突っ込んでおくといいかもしれません。
電源アダプタは付属しないので別途用意する必要はありますがこの手のデバイスを使う人で持ってないということはないでしょう。
【まとめ】この値段では文句のつけようはないが音質・機能を求めるならほかの選択肢を
2000円台であれば不満点も目をつぶれます。
1000円イヤホンって昔はなくした際によく買いましたが、最近のスマホはイヤホンジャックがなく、かといって気軽にワイヤレスイヤホンを買えなかったですが、Sport Airは2000円台だったらまぁいいかというくらいのノリで買えてしまいます。安いしサブでカバンに入れておくのもよしですね。
左右分離式もかなり安くなってきているのでそちらもアリだと思いますが、3000円越えるとちょっととか、左右分離式だとなくしそうなどあると思うのでそういった場合は悪くはない選択肢だとは思います。
メーカーから直で買うと18か月保証がついてるのも素晴らしいですね。
機能的にノイズキャンセリング外音取り込みなど、全部盛じゃないと嫌であればApple Air PodsかSonyWF-1000XMを買いましょう。