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大型マウスパッドで机の上がどう変わるか?ELECOMの「デカ過ぎるマウスパッド」を使ってみた

投稿日:2020年1月28日 更新日:

もう何年も机の上に変化が無いので、机の模様替えをすることにしました。そこで、机の上の雰囲気を大きく変えられるアイテムとしてチョイスしたのがマウスパッドです。

え?マウスパッド?と思われそうですが…

PCを使っている人なら、マウスパッドを使用している人が多いのではないかと思います。光学マウスが登場した当初は相性なんてのも有りましたが、最近ではそういったトラブルも減った気がします。

というわけで、マウスパッドの良し悪しと言えばマウスの滑り具合や表面の質感、プリントされている柄程度の差しか感じられなくなって、気持ち机の上に乗っているだけのアイテムと化しています。

特に不便もないし適当なマウスパッドでも特に問題ないかなと思って、あまりコダワリもないマウスパッドを使っていたのですが…

今回、私が選んだのは、ELECOMの「デカ過ぎるマウスパッド」60cm×29.7cm 厚さ4mmの物です。幅70cmのものが欲しかったのですが、なぜか70cmの製品は少なく60、80、90cmの製品が主流のようです。

私はテンキーが付いたキーボードを使っていますが、縁の幅が狭いタイプのキーボードなのも有って、60cmのマウスパッドでもキーボードとマウスを両方載せて少し余裕が有りました。キーボードのサイズが大きい場合は80cm以上のものを選択したほうが良いかもしれません。

この手のマウスパッドではゴムなどの臭いがする製品もあるようですが、今回購入したマウスパッドでは、そういった問題は有りませんでした。確かにゴム臭などしない方が良いですね。

ストレートな商品名ですが…商品名の通りの内容になってます。この手の大型マウスパッドとしては定番のクルクルと丸めた状態で梱包されてます。

使い心地を試したかったのも有って、比較的安価な製品をチョイスしましたが、ゲーミング用の製品としては縁の処理などしっかりしたものや、表面の質感に凝ったものも有ります。良いのを買うぜ!って人は、そういった製品を選んで見るのも良いかもしれませんね。

机の上を区分けしてスッキリ

この空間にはマウスとキーボードしか置かせないと強い自己主張をします。机とは違う色を選択するのが良い気がします。

さて、届いたデカ過ぎるマウスパッドを早速配置してみます。一応想定していましたが、マウスパッドを敷いた部分だけが机の上から区分されて、いかにもこの区画は作業用のエリアですよ~と宣言してる感じが良いです。

今まで、配置が曖昧だった机の区分けですが、何となくマウスパッドの上には、キーボードとマウス以外の物を置きにくいので、常時こういった入力機器の作業スペースを確保してしまう感じが思ったよりも好印象です。

これだけでも随分机がスッキリした印象になりました。

また、私の場合は木目調の机を使っているので、購入した黒いマウスパッドでキーボードやマウスが有る場所が強調されたような状態となりました。もともと、黒いキーボードを使っていたので、赤いマウスと合わせて、机の上でそれなりに自己主張はしていたとは思うのですが、黒い大きめのマウスパッドの自己主張は強く、机にむかうと何だか集中出来るようになった気がします。

もともと無線のキーボードとマウスを使っていたのも有って、マウスパッドからケーブルが伸びたりしないで、より一層マウスパッドが机の上で独立したスペースとなっているような気もします。

マウスパッドがゴソゴソ動かないしマウスとキーボードごと移動ができる!

大きなマウスパッドでは通常キーボードやマウスを置いた上で手の平まで乗せて使うのが標準的な使い方ではないかなと思います。乗っている物が多い上に手が乗ってしまっているので、マウスパッドが動く事は、ほぼ有りません。

一般的なマウスパッドと同じで裏面はザラザラしたゴムなので、ゴソゴソと動きません。

それ以上に便利だったのが、マウスパッドごとキーボードとマウスをセットで移動出来るのが便利です。机手前の空間でノートを開いたりペンタブレットを置く場合はズルズルとセットで動かし、必要になればセットで引き戻せるので、バラバラに動かすのと比べると動作がシンプルに整理された感があります。導線が確保されているので、何かが引っかかって落ちたりなんて事もなくなりました。

キーボードとマウスを纏めて動かせるのが意外と便利です。グループ化された感じでしょうか?

ちょっとしたパームレストとしても!調子に乗ってFILCOのパームレストも購入!

高級キーボードで有名なFILCOのパームレストと合わせてみました。やや地味な感じになってしまったので、少しカラフルな色を合わせれば良かったです。

副次的な効果としては、クッション性のあるマウスパッドを選択したので、机の上に手のひらを置いてタイピングするよりも机と接触している部分が痛くなり難くなりました。また、クッション性のあるマウスパッドの上にキーボードを置いているのも有って、多少タイピングしたときのショックが現象した気がします。

クッション性があるマウスパッドの上にキーボードを置いているからと言って、特にミスタッチが増えたとか押しにくくなったなんて事は無いので、思いがけない効果だったなと思います。

そう言えばパームレスト、最近使ってないよね…なんて思いながらも大きなマウスパッドを使っていたのですが…

家電量販店をブラブラしていて、FILCOのパームレストと出会ってしまいました。FILCOからは木製のパームレストなんかも出ていて中々面白かったのですが、私が使っている薄型のキーボードには厚すぎるなと思ったので、今回は見送り。ウレタンフォームの上にスエード素材を貼ったような、Majestouch Wrist Rest Macaron Mサイズ(薄型)を購入してみました。

ちなみに、パームレストを購入するに当たって、どのぐらいの高さが快適かはキーボードの手前に何か置いて試してみるべきだと思います。手元にCDケースが有ったので、挟んで試してみましたが、ケース1枚と2枚でキーボードの打ち心地が全然違います。厚すぎるを買ってしまったら絶対後悔すると思います。

今回薄型キーボードと合わせるのに、木製のパームレストは見送りましたが、黒いマウスパッドに木製パームレストは合うと思うので、機会が有ったら試してみたいと思います。

パームレストは、マウスパッドの上に置いているのも有って、机の上に直に置くよりは少し動きますが、ズルズル動いて使いにくいなんてことは無くて、やや動くかなといったところです。

デカマウスパッドを敷いてみれば 、絶対に机の雰囲気は変わる!

机の上の目の前のスペースにドカッと幅60×30cmもある黒いスペースが出来れば、どんな机だって雰囲気が変わるのは当たり前です。むしろ気にならないとすれば、ちょとした悟りを開いてる人なのではないかと思うほど。

もちろん、黒い机を使ってる人は、少し違う色のデカマウスパッドを購入してみるのがお勧めです。不思議とキーボードとマウスとの関係性にも変化を感じるハズです。

マウスパッドの上は何となく聖域感も有るので、飲み物をキーボードやマウスにこぼす不幸な事故も多少減らせるかもしれません。

私自身、購入前には、ちょと見てくれを変化させる程度のアイテムと思っていたのですが、思った以上に机の模様替え効果は高く満足しています。考えてみれば、PC普及以前からデスクの手前側にデスクマットというアイテムを敷く文化も有ります。デスクマットは筆記具の書き心地を向上させるなどの効果もあるのでしょうが、机のスペースを一定面積確保してしまうという意図も有るのではないでしょうか?

今回デスクトップ周りの小物を色々いじってみて感じたのは、少しテーブル、椅子、キーボード、マウスの高さの関係性についておざなりにしてしまっていたなと思います。机などはすぐに買い換えるのは難しいなとは思いますが、椅子の高さを少し上げてみたり、パームレストを使ってみたり色々考えてみると面白いのではないかと思います。

今回は、そのきっかけとして大きなマウスパッドがチャンスを与えてくれたのではないでしょうか?

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