au版 iPhoneのおかげで、繋がりやすさ、読み込み速度などで引けをとっていた、ソフトバンクですが、900MHz帯の周波数を獲得しました。
900MHz帯を取得できなかったら、総務省を提訴するとまで言っていた、孫社長の願いが叶った形ですね。
かくいう筆者もSoftbank版 iPhone4で次はどうしようかと思っていたところなので、これで改善するなら大歓迎といったところですね。
しかし、900MHz帯を取得して何が変わるの?というところが一番気になるところでしょう。
ではどう変わるのか。
これまでのソフトバンクが利用している電波帯との比較はこんな感じです。
数字が大きくなれば大きくなるほど、到達距離は短くなっていくそうです。
さらに電波の特性も変わるそうです。
というわけで、プラチナバンドでこれまでと変わる点は下記の通りです。
- より遠くまで電波が届きやすくなる
- 建物内での電波が入りやすくなる
- 障害物を回り込んで電波が届く
結構、基本的なことなので今までむしろ、こんな状態で戦えてたのかと、逆に関心してしまいます。
ただ、携帯端末もプラチナバンドが使えるものに限られます。
900MHz帯域の恩恵を受けられる機種は以下の通りです。
- iPhone 4S、iPhone 4、iPad 2
- 105SH
- 001HT、X06HTII、X06HT、X05HT、X04HT
基本的にスマホメインという感じですね。
特に契約台数が増えれば、当然トラフィックが増す一方ですので、スマホ対策という感じが強いです。
しかし、今までJ-PHONE、ボーダフォン、ソフトバンクとずっと言われてきた「繋がりにくい」という イメージは緩和されるのでは!?と期待してしまいます。
さて、プラチナバンドを利用したサービス提供開始は2012年7月25日からということで、まだ少し先の話ではありますが、楽しみに待っていたいところですね。
この繋がりやすさがどれくらい改善されるか次第で、次回iPhone5をどこのキャリアにするか、決まりそう。
【ソフトバンク】新規周波数900MHz帯 使用基地局の認定について
http://mb.softbank.jp/mb/service_area/900mhz/?cid=gntp_cmtp_900m_stlw20120301a