Oculusが新VRヘッドセット「Oculus Rift S」を発表しました。外部センサー不要で解像度もアップして399ドル、日本円で49,800円とスペックからするとHTC Vive Proに匹敵するスペックで価格はかなり抑えてきました。2019年春・・・すなわちもうすぐ発売です!(具体的日付は不明)
外部センサーが不要になる「Oculus Insight」はヘッドセットの5つのカメラを使った画像認識で自分の位置を、コントローラーはLEDとモーションコントロールで位置をトラッキングできるようです。これによりケーブル1本(接続はHDMIとUSBポートが必要)で接続できるようになりシンプルに。
レンズも解像度もOculus Goなどにスペック上抜かされたままのでしたが、刷新され高さ1080pxから1440pxと現代的な水準になりました。
Touchコントローラーも新型になり、「Oculus Rift S」は実質「Oculus Rift」のリフレッシュと言えるでしょう。
要求スペックは以下の通り。
推奨スペック
OS | Windows 10以上 |
CPU | Intel i5-4590以上、AMD Ryzen 5 1500X以上 |
グラフィックボード | NVIDIA GTX 1060以上、AMD Radeon RX 480以上 またはNVIDIA GTX 970、AMD Radeon R9 290以上 |
メモリ(RAM) | 8GB以上 |
映像出力 | DisplayPort 1.2 Mini DsiplayPort to DesplayPort Adapter |
USBポート等 | USB 3.0×1 |
最小スペック
OS | Windows 10以上 |
CPU | Intel i3-6100以上、AMD Ryzen 1200, FX4350以上 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti以上、AMD Radeon RX 470以上 またはNVIDIA GeForce GTX 960(4GB)以上、AMD Radeon R9 290以上 |
メモリ(RAM) | 8GB以上 |
映像出力 | DisplayPort 1.2 Mini DsiplayPort to DesplayPort Adapter |
USBポート等 | USB 3.0×1 |
なお、すでに発表されており単体で動作する「Oculus Quest」もほぼ同じ価格になりますが、PCのコンテンツをプレイしたいなら「Oculus Rift S」一択ですね。
HTC Viveは外部機器を使ったりととにかくハイエンド方向ですが、Oculusはとにかく敷居を下げることに重きをおいてるようです。
いまいち普及が進んでいないように思えるVRですが、これで爆発的ヒットになるでしょうか!