皆さんが最初にどの”餃子のチェーン店”が思いつくでしょうか?
おそらく多くの人が「大阪王将」や「餃子の王将」を思い浮かべるのではないかと思います。
そんな餃子界隈の大御所に見え隠れしながら東京近郊の埼玉の地で凌ぎを削る二大勢力「熱烈中華食堂 日高屋」と「ぎょうざの満洲」をご存知でしょうか?え、知らない?
今回は埼玉県を拠点に展開する「熱烈中華食堂 日高屋」と「ぎょうざの満洲」を定番定食”W餃子定食”を通して見ていきたいと思います。
埼玉のポスト餃子の王将「熱烈中華食堂 日高屋」
埼玉県さいたま市大宮区に本社を構える「ハイデイ日高」が展開する主力事業が「熱烈中華食堂 日高屋」です。
社名は創業者の神田正の出身地日高市から、ハイデイも”高”と”日”を単純に英訳したものでとてもわかりやすいですね。
さて、肝心の日高屋の「W餃子定食」は餃子が2人前の12個と醤油ベースの中華スープ、キムチと唐揚げから選択出来る付け合わせにご飯と言う構成。
値段は税込み650円とリーズナブル。
さらに会計時に貰える大盛り券で次回からご飯や麺の大盛りや、味付き玉子などのトッピングがサービスと空腹野郎にはありがたい味方です。
気になる餃子は「餃子の王将」を思わせる薄皮で包んだ野菜がメインのペースト感が際立つ柔らかい餃子。
肉の食感がほぼない味わいでかなりライトにスルスル頂けちゃう餃子です。
食感が楽しめる粗挽き赤身肉と厚めの皮が特徴の「ぎょうざの満洲」
埼玉県所沢市に本店、坂戸市に本社を構える「ぎょうざの満洲」。
「3割うまい」をキャッチコピーに、工場から即日配達が可能な範囲のみに店舗を展開する地産地消的スタンスが光ります。
キャッチコピーの「3割うまい」は現在は「うまい・安い・元気」の3つで3割とされているそうですが正直「??」とならなくもないのですが、元々は「他店よりも美味さ3割増し」とやや攻撃的ながら納得できるキャッチコピーだったようです。(売り上げの3割を原材料費に当てていると言う説も)
そして、ぎょうざの満洲の「ダブル餃子定食」は餃子が2人前の12個と塩と玉子ベースの中華スープ、キムチなどの付け合わせにご飯と言う構成。
値段は税込み615円と日高屋より少しだけリーズナブル。ご飯大盛りも50円増して出来てこれまたコスパ最高です。
気になる餃子はやや厚めの皮に粗挽きの餡がしっかりとした食感を演出してくれて食べ応えある一品。さらに2018年の10月より原材料が見直され、脂身を減らし赤身肉を3割(ここ重要)増やす事で食感と旨味が更に増し増しと長年のファンも納得のグレードアップとなっています。
ということで、味も食感もまるで違う両者ですが一応どちらか判定するなら、ちなみに筆者本人の好みはやはり「ぎょうざの満洲」の食べ応えに軍配が上がりますね。
餃子だからこんな物かなと決して思わせないその味は他の餃子とは少しだけ違う美味さがあります。そう3割ほど増しで!
みなさんもぜひ食べ比べてみて感想聞かせてください!