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ガレットを焼いてみよう!ロッジ ラウンドグリドル(クレープパン)を使ってみる

投稿日:2018年10月26日 更新日:

ガレットを焼いてみよう

ガレットはそば粉をクレープ状に薄く焼いて、チーズ、ハム、ベーコンなんかを挟んだフランス北西部 ブルターニュ地方の料理です。ガレットって敷居が高そう…そんな料理を家庭でも作れるの?フランス料理だよ?と思ってしまう人も多そうですが大丈夫!

フランス料理と言えば高級レストランにワインのイメージかもしれませんが、フランスにだって家庭料理は有ります。ガレットも、そんなフランス家庭料理の一つですので、道具さえあれば難しくは有りません。

生地を焼くのは難しそうですが、物凄く見栄えに拘るのでなければ、何枚か失敗しながら練習していけば割と誰でも焼けるようになるのではないかと思います。クレープパンはクレープにも使えますので、思い切って初めてみてはいかがでしょうか?

クレープパンなどの用意

ロッジのラウンドグリドル

まずは、クレープ用のフライパンが有ると便利です。クレープパンと呼ばれる製品ですが、縁の有る普通のフライパンだと生地を裏返したりする時に縁が邪魔になりやすいので、専用のクレープパンの方が焼きやすいでしょう。

私が使っているのはロッジの「ラウンドグリドル 10 1/2インチというスキレットで、キャンプなどでも使えるように鋳鉄製の物を購入しました。直径は26cmで、生地の扱いやすさなど家庭で使うには適度な大きさかなと思います。IH調理器具で使ったことは有りませんが、ロッジのHPにはIH対応と書かれています。

一般的な鋳鉄製のスキレットでは使用前にシーズニングという慣らしの作業が必要ですが、ロッジのスキレットはシーズニング済みですので、お湯で洗うだけですぐに使用できます。

ガレットを薄く焼いて三角に折る場合などは、もう少し大きいクレープパンの方がお皿に載せた時に絵になるかもしれません。

ティファール、ストーブ、ディバイヤー、マトファーなど色々なメーカーがクレープパンをラインナップしています。重さや使用用途、調理器具、デザインなど考慮してクレープパンを選んでみて下さい。

他に必要なもの

一般的な料理に必要な道具意外を紹介しておきます。

クレープ用トンボ

クレープ用トンボ

生地をクレープパンに広げてならすT字型の道具です。これは他の道具で代用しにくく、道具無しで薄く伸ばすのは難しいので、用意した方が良いです。私の場合、買ったトンボがクレープパンに対して少し大きすぎたので、両端をノコギリで切断して適当な長さにして使っています。元の長さは覚えていませんが、両端2cm程度切って現在の幅は15.5cmです。写真は「遠藤商事クレープ用トンボ 丸型」。

トンボを水に浸すための容器

トンボを水に浸すための容器

トンボが水に浸かるだけの深さと大きさが有れば、深めのバット、皿、タッパーなど何でも良いです。何でも良いのですが、底が平らで四角い物の方が使いやすいでしょう。意外と丁度よい物が無かったりするので、事前にトンボが浸かるか試しておくと良いです。写真は家に有ったステンレス製の容器で、恐らく卵豆腐器と呼ばれる調理器具ではないかと思います。トンボを斜めに入れると丁度よいサイズなので使っています。約12cm✕14cm 深さ4.5cmです。相当古いものでメーカーなど不明ですが、「パール金属【業務用】 玉子豆腐器 (中) 【日本製】 C-7085」が似てる気がします。

レードル(お玉)

レードル(お玉)

適当に家に有るものを代用していただいても良いのですが、一度で必要な量の生地をすくえる少し大きめの物が良いです。26cmのクレープパンだと100ml程度の物が丁度よいようです。写真は「玉虎堂 スープレードル 100㏄ 18-8ステンレス

シリコン製のブラシ

シリコン製のブラシ

シリコン製の柔らかい耐熱ブラシ(ハケ)です。クレープパンにラードやバターを引くのに便利です。

スパチュラ

スパチュラ

お菓子作りに使うヘラというかペインティングナイフのような道具です。ステンレスなどの金属製で薄くて細長い物がお勧めです。生地を裏返す時などに使いますが、生地が大きくて薄いので、やや長い物が必要です。
写真は「貝印 Kai House Select 細かな仕上げで大きな差がつく クランク形状の スパチュラ 26cm」で刃の部分は約13cmです。

普段ガレットを焼くときに、このスパチュラを使っていますが、もう数cm長いスパチュラが欲しいなと考えています。

フライ返しやお好み焼き用のコテなんかも併用すると便利ですよ。
フライ返し単品でもガレットを調理できないわけでは無いですが、フライ返しは長さが短いので単品での調理は難しいのではないかと思います。

この他に生地を混ぜるためのボールや泡立て器、材料の量を測るためのキッチンスケールや計量カップなどが必要となりますが、一般的な家庭に有る程度のもので大丈夫です。

材料の確認

材料の確認

4人分+α程度(8枚焼けました)

  • そば粉 130g
  • コーンスターチ 70g(そば粉に代えても良い)
  • 卵 1~2個
  • 塩 一つまみ
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • 牛乳 200ml
  • 水 200ml+200ml(一晩寝かせてから)

実は、生地に入れるものや水の分量など割とザックリした感じです。そば粉と卵、水だけでも作れますし、薄い生地を焼く自信が無い場合は、後から入れる水200mlを減らすと、厚手の生地で割れにくく焼けるでしょう。コンスターチも破れにくくするために入れていますが、自信が有ればそば粉に代えても行けます。ベーキングパウダーも食感の好みに合わせて調整してもらえば良いです。

この他にガレットに入れる具を用意します。今回は以下の物を用意しました。

  • ベーコン・ハム
  • チーズ
  • トマトソース

具もサンドイッチのようにキノコや、炒めた玉ねぎなど気楽に入れてみると良いと思います。

生地を焼く時にラードかバーターを使うので合わせて用意しておいて下さい。

生地の材料を全部混ぜる

生地の材料を全部混ぜる

生地の材料を全部混ぜます。そば粉は簡単に溶けるので、それほど難しい作業ではありません。よく混ぜたらラップをして冷蔵庫で一晩寝かせます。

一晩寝かせたら、水を混ぜて粘度を調整

一晩寝かせたら、水を混ぜて粘度を調整します。実は水を追加しなくても焼けますが、生地の粘度が高くなって、やや重い目の仕上がりになります。その代り生地を焼く時に破れにくいようです。

トンボは使う前に水を吸わせておかないと生地を伸ばしにくいので、水を張った容器にトンボを浸けておきます。

トンボは使う前に水を吸わせて

生地の準備が終わったらガレットに入れる具を用意します。今回はベーコンとハムを焼いておきます。

ベーコンとハムを焼いておきます

具の準備が終わったら、生地を焼きます。レードルに生地をすくって、クレープパンの中心に注ぎます。

レードルに生地をすくって、クレープパンの中心に注ぎます

水に浸したトンボで生地をならします。

水に浸したトンボで生地をならします

生地を裏返したら具を載せます。今回は、ピザ用チーズの周囲にベーコンの並べました。

ピザ用チーズの周囲にベーコンの並べました

焦げない程度に火力を調整しながら、卵を焼いていきます。あまり堅焼きにせずに、崩して食べるぐらいが良いでしょう。

今回は頃合いを見て、四隅を折りたたんで完成としました。

卵を焼いていきます

具は、本当に何でも良いです。写真は炒めたほうれん草とベーコン、卵のガレット。

炒めたほうれん草とベーコン、卵のガレット

まずはクレープパンを買ってみよう!

説明を読んでみても自分にガレットが焼けるのか不安だなと思う人も多そうですが、物凄く薄く焼いてやろうなんて考えなければ、何とか焼けるのではないでしょうか?

大丈夫かな?と不安に思う人も思い切ってクレープパン買ってみましょう!クレープパン買ってしまったら、もう何となくガレットやってみるしかないかなと覚悟も出来るでしょう。トンボやスパチュラもお忘れなく!


もう料理はお任せしたいレベル
食パンが多いからガレットが出てきたら優雅な朝食になりそうね

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