現在、京都の二条城では「アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」が10月24日(金)から12月14日(日)開催されています。先日を見に行ってきましたので、レポートします。
アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~ とは、和をモチーフにデザインされた水槽に「LEDライティング」や「プロジェクションマッピング」といった最新技術を融合させた、新感覚の水中アート展です。
今回は、ちょうど京都が世界遺産登録20周年記念ということで二条城が会場になっています。
さらに、二の丸御殿中庭、台所前庭、台所という、通常非公開の場所で行われています。
また、アートアクアリウムでは、初の野外開催も注目すべき点です。
作品紹介
京都で開催されるとあり、過去に行われた東京や大阪と比べて和のテイストが非常に強い作品が多く展示されていると思います。
その中でも、特に和の特色が強い3点をご紹介します。
水中四季絵巻
錦鯉の入った横長の水槽に、プロジェクションマッピングで京都の四季を投影した作品となっています。優美な景色の上を、まるで飛んでいるかのように優雅に泳ぐ錦鯉。
キモノリウム
金魚が入った着物の形を模した水槽に、次々と着物の柄をプロジェクションマッピングした作品。和をイメージした柄から、未来的な抽象的イメージなど、様々に柄が変化する作品となっています。
花魁
江戸の遊郭を模した作品。乱舞する金魚達は、 花魁とそれを目指す女性達を表しているそうです。巨大な金魚鉢には様々なライティングが施され、会場の核となる作品になっています。
その他にも、幻想的でありながら、日本の和を存分に楽しめるような作品がたくさんあると思います。
古都紅葉ふぶき(唯一の魚なしの展示) |
古都紅葉ふぶき(唯一の魚なしの展示) |
金魚品評 (様々な種類の金魚が円形の水槽で泳ぐ作品群) |
アースアクアリウム・ジャポニズム |
新江戸金魚飾 |
パラドックスリウム、プリズリウムNo.18 |
ギヤマンリウム |
リフレクトリウム (わかりづらいですが、水槽の中に魚はいます) |
出口付近には、BARやお茶席が併設されています。京都の地酒や漬物、京都の老舗和菓子が食べられるようです。
また、お土産物屋さんもあり、ここでしか買えない限定グッズなどもあります。アートアクアリウムを見終わった後は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
開催期間は、10月24日(金)から12月14日(日)までの間です。開催期間も終盤に差し掛かっていますので、興味がある方はお早めに!
混んでて入れなかったら?
なお、アートアクアリウム城の開催時間は17:00-22:00までの間です。
筆者は、とある土曜の夕方5時に現地に行ってみたものの、ものすごい長蛇の列でした・・・。二条城のお堀半周以上、びっしりと人が並んでいました。係員の方に聞いたら、一時間以上の待ち時間。とても耐えられ ないと、その日はあきらめました。多分、土・日は、終日人の入りが多いのではないかと思われます。
では、いつだったら入場しやすいのか。狙 い目は、ずばり平日の19:00以降だと思います!筆者は、金曜日の夜19:30に会場入りしましたが、するっと入れました。どうしても行きたいと思われましたら、平日をおすすめします。また、アートアクアリウムを見て夕飯を食べに行くという方が非常に多いので、遅い時間帯に設定する方が混雑しないでゆっ くり見られると思います。
どうしても土・日しか空いていない場合は、代金は2倍になりますが、セブンイレブンで入場時間指定のチケットが発売されています。そちらを利用すれば、待ち時間なく入ることが可能です。
関西に在住の方は、こちらの方にも足を延ばしてはいか?