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ハロウインに向けて!ゾンビパンデミックをサバイバルするために必要な準備とは?

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10月31日といえばハロウィン、近年では日本でもイベントが定着しハロウィンコスチュームを身につけた若者が夜の街に溢れる光景もニュースなどでご覧になった事があるのではないでしょうか。
そんなハロウィンに関する都市伝説のひとつに”実際の死者やゾンビが紛れ込んでいる”と言うものがあります。

考えるのも恐ろしいですがさて実際に、あの様な人混みの中にゾンビが潜んでいたとしたらどうでしょう。
間違いなくパニックが起こり、多くの被害者や感染者を出す事になってしまいます。
そんなゾンビパンデミックが引き起こされた時、人はどう行動すべきか少し考察していきたいと思います。

そもそもゾンビには2種類ある

ゾンビの種類

ゾンビには、ブードゥー教に見られる死者が朽ちた肉体のまま復活する『感染しないゾンビ』と、近年の映画やゲームなどに登場する『感染するゾンビ』とがあります。

感染しないゾンビ』の真実は長時間心肺が停止していた人間が埋葬後に生き返った者で言うなればゾンビではありません。また、映画的な伝承からすれば感染はしないが捕食されて死に至るため、ゾンビになってしまう心配はありません(死んでしまいますが)。

感染するゾンビ』とは何かですが、一説には本来犬からしか感染しない「狂犬病ウイルス」が人と人の間で感染する様に進化したもの、或いはそれに似たものとされています。噛まれて感染すると我を失うか死んでしまいますが、ウイルスの繁殖本能に肉体が無意識に突き動かされ新たな感染者を求めて無差別に人を襲う様になってしまうのです。
その感染経路は主に狂犬病同様、唾液などの粘膜内のウイルスが傷口などから血液に接触する事で感染。
つまり、映画などでよく見られるゾンビの”嚙みつき”によって出来た傷に唾液を媒介として感染する事になる様です。

今回の記事ではウイルス感染によって引き起こされる『ゾンビパンデミック』からの避難・回避方法が考察の命題のため前者の『感染するゾンビ』を取り扱う事にして話を進めていきましょう。

ゾンビを倒して生存する

ゾンビを倒す

ゾンビの弱点はズバリ『頭部』、つまりいかに効率よく頭部を破壊するかが”ゾンビを倒して生存する”上で重要となってきます。
ゾンビを効率よく倒せそうな国内で入手可能な武器を列挙してみると、

  • 木製バット
  • 土木用ハンマー
  • 自動車
  • 重機
  • チェーンソー
  • 日本刀
  • マグロ包丁
  • 空気銃
  • 拳銃
  • マシンガン

…と、いくつか思いつくままに挙げてはみたもののどれも技術や、入手のために特殊なルートや施設に立入らなければならなかったりと即座に手に入りそうな物は皆無です。
さらに言えばゾンビに単体で遭遇した場合には、上記の様な武器で運よく頭部にクリーンヒットした場合に限り倒す事が可能。
その上”無傷で倒さなければいけない”が最低条件となかなかシビア。

なぜ無傷で倒さなければいけないかと言えば、怪我を負った状態でゾンビの血に傷が触れてしまっても即アウトである可能性が高いためです。
そう考えてみると”ゾンビを倒して生存する”は一般的な能力の人間には事実上不可能かもしれません。

ゾンビから身を守る方法

ゾンビからの攻撃

では”ゾンビと遭遇した場合にどう回避すべきか”ですが、
ゾンビの基本ルールとして、

  • 足が遅い
  • ドアや鍵は開けられない
  • 身体能力は生存時に準ずる
  • 複雑な行動は取る事ができない

…と、一見弱そうにも受け取る事が出来ますが『噛まれたらアウト』と言う絶対的な基本ルールを忘れてはいけませんし、ゾンビは問答無用に何が何でも噛もうとしてきます。

日常で近い状況を挙げてみると観光客を襲うニホンザルがそれに近い様な気がします。
ニホンザルのスピードとパワーに瞬時に常時対応できる身体能力と動体視力があればなんとかなりそうですが、果たしてどれだけのトレーニングが必要になるか想像がつきません。

ひとまず、ここでは”噛まれても大丈夫にする事”に念頭をおいてみましょう。
噛まれても大丈夫とは”ゾンビの嚙みつきによって怪我をしなければ良い”ということです。

冬場であれば厚手のウールコートを着ているだけで多少の防衛力は得られるかもしれません。
欲を言えば目の細かい鎖帷子やケブラー繊維のインナーとして着用していれば尚の事生存率は上がるかもしれませんが、果たしてこの世界に鎖帷子やケブラー繊維のインナーを常時着用している人がどれくらいいるでしょうか。

もういっそ家から出ないのはどうか

ゾンビと家

ゾンビから身を守る方法として一番簡単なのが”自宅に籠城”…
と言いたいところですが中々そうもいきません。

前述でゾンビへの身ひとつでの防衛がほぼ不可能であると考える以上、ウイルス感染で広がるゾンビパンデミックを「誰か」が沈静化してくれるのを家に篭って待つにしても数え切れないほどの危機が迫ってきます。

ちなみに「誰か」とはヒーローでも何でもなく、政府やウイルスのワクチンを精製できる研究機関の事を指します。
しかし残念ながらそれらに所属するのも同じ人間ある以上、ゾンビになってしまったり、逃げてしまったりとその他都市インフラも含めて供給は一定期間ストップしてしまう事になりそうです。

さて予備内閣の発足やワクチンの精製に「誰か」が頑張っている中、自宅でゾンビパニックの一報を知ったあなたはどう生き延びればいいでしょうか。
「ネトゲでもやって暇つぶして待つわ〜」と思った方、残念ながら間も無くしてゾンビの仲間入りかもしれません。
ネットゲームをやるための電力も、料理をするためのガスも、供給する側の人々はゾンビ化したり、逃げてしまったり、あなたの様に家に篭ったりなどなど様々な要因で機能しなくなります。
水は大丈夫と思うかもしれませんが、電力で動くポンプがストップしてしまう以上ないのと同じです。

インフラのない環境で生活を続けることは都市部では不可能に近く、家に篭っている場合ではなくなってしまいそうです。
そして一般的な戸建に籠城した場合、一般的な身体能力を持ったゾンビであっても無理やりガラスを破壊して襲ってくる可能性は高いでしょう。
ゾンビたちは視覚というよりも聴覚や嗅覚の様なものでまるで死体に群がるコバエの様に目ざとくあなたを見つけてくるはず。
そうなるとただ自宅に籠城していても待っているのは幸福な結末ではなさそうですね。

キャンパーが最強かもしれない

サバイバルツール

しかし、ゾンビ自体の脅威はゾンビパンデミックの発生源から離れるにつれて薄れては行きますが、都市部がゾンビによって陥落してしまったら、ゾンビによって隔離されてしまったら流通網をはじめインフラは機能しなくなり地方へのしわ寄せも少なからず押し寄せることでしょう。
物流に問題がある上で沈静化のを待つのであれば食料をはじめとした物資は、自分で生産するか備蓄しておく必要があります。
さらにカセットコンロや発電機、モバイルバッテリーなどを備蓄して、地方に逃げられる移動手段が常に準備されていると良いでしょう。

キャンパー

事が起きたら速やかに地方へ逃げ、安全を確保した上で車内泊で凌ぐ事が生存への近道かもしれません。
ではそんな知識や物資を常に蓄えているであろう人物は誰か?それは『キャンパー』ではないかと思うのです。

キャンプやサバイバルの知識があり、物資を備蓄し一時的なインフラの機能停止に対応し、地方への避難が容易な移動手段を持ち合わせた魅惑の『キャンパー』。
まずはネットや書籍から情報を学び、ゾンビパンデミックが発生した際はスマホの電源が生きている内に速やかに準備、避難できる準備をしておきましょう。

あなたも今日から『キャンパー』にジョブチェンジして来る危機に備えて装備や物資を備蓄する必要がありそうですね。


ちなみにゾンビに限らず終末世界を大真面目に考えて備える人たちを「プレッパーズ」という。
まぁ備えあれば憂いなしではあるけどね。

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